言語サービスプロバイダー thebigword は、商取引の機密情報にかかわる業務とエキスパート翻訳者とを結ぶテクノロジーにおいて特許の取得に成功。

同社は現在、Highly Secure Translation Editor (高セキュリティ翻訳エディタ)の基盤となる独自プロセスにおいてヨーロッパと米国の両方で知的財産権を有する。

情報セキュリティへの関心がますます高まっているビジネス環境では、このような受賞歴はその企業を表す標識となるため、非常に重要であると考えられる。

thebigword の最高テクノロジー責任者 マーク・クレイトンによると、「2018年春、一般データ保護規則が施行され、データ違反に対する相当額の罰則科料が現実となる中で、この特許取得は、弊社がデータおよび重要な情報の保護に関して真摯に取り組んでいることを示し、クライアントからの信用へとつながる」という。

「この特許は、弊社の入札獲得率を高めることになるが、同時に弊社スペシャリスト市場への参入には新たな障壁となる。ただ、将来に向け、大きく、新たなライセンス収益を生み出す道への足がかりともなる」。

同社は、セキュリティと暗号化ツールにおいて特許を取得した言語サービスプロバイダーとしては世界唯一だろう。

thebigword の創業者で最高経営責任者 ラリー・ゴールドによると、「Highly Secure Translation Editor (高セキュリティ翻訳エディタ)の最新バージョンをリリースして以降、顧客からの信用が第一である金融部門では再入札および入札をすべて獲得している」という。

「どのくらいの台数のラップトップコンピュータが機密、重要情報をハードドライブに残したまま、eBay で売却され、あるいは家庭ごみになっているだろうか?」

「弊社は GDPR の導入が thebigword および市場をリードするテクノロジーにとっての大きなチャンスと考えているが、このポジションも今回の特許取得が弾みとなった形だ」。

システムが thebigword と翻訳エキスパートとの間に立って、エンド・ツー・エンドでデータを保護する。

市場にみられる他のツールと異なる点は、Translation Editor は、情報を安全な形で保存し、翻訳が完了したら、安全な形で削除することである。

特許を有する thebigword には、米国とヨーロッパにおける他の言語サービスプロバイダーによる同発明の開発、利用、販売提供あるいは販売を排除する権利がある。

このシステムは、簡単で安全な9つのステップで構成されている。

1. クライアントが thebigword の翻訳管理システムにファイルを転送する
2. thebigword が内容を確認し、適切な翻訳者を選定する
3. 翻訳者が翻訳管理システムにログインして業務受諾を承認する
4. 翻訳者が安全な詳細内容を確認して Highly Secure Translation Editor を開く
5. ファイルは、暗号化された接続を経由して翻訳者に転送される
6. ファイルにはそれぞれ一意の暗号キーが割り振られている
7. 担当翻訳者が業務を終了する
8. 安全な削除プロセスにより、翻訳者のコンピュータから作業内容がすべて削除される
9. ファイルが暗号化された接続を経由してクライアントに転送される

本製品では、翻訳者がスキャンした文書の翻訳作業やオーディオトランスクリプション、注釈作成作業を安全な環境で行うことができる。

このシステムは、thebigword の 14,000 人の翻訳者ネットワークに無料提供される。