職場で喫煙休憩を取る人たちはストレスがたまりにくいらしいと報告する研究があります。そこで、ノンスモーカーに対する公平な取り計らいとして、替わりに「スイート・モーメンツ」を提供する会社があります。
世界 13 位の翻訳会社 thebigword が社員の幸福感に関する調査を行ったところ、喫煙者は平均で一日 3 回、毎回 7 ~ 8 分の休憩を取り、喫煙休憩にはタバコを吸いながら同僚たちと談話できるという社交上のメリットがあるため、デスクに戻ったときにポジティブな気持ちが強くなるということが分かりました。
社員に喫煙を奨励したいわけではなく、実はまったくその逆の、thebigword の CEO、ラリー・グールドは独創的なアイデアを思いつきました。それは、スイーツやフルーツを用意した「スイート・モーメンツ」カウンターを作り、そこにノンスモーカーが集まって定期的に社交を楽しみ、その恩恵を受けるという同様の機会をノンスモーカーに与えようというものです。
さらに、タバコを買えばスモーカーの財布がかなり軽くなるのに対して、カウンターではスイーツやフルーツが無料で社員にふるまわれます。thebigword が社員にお願いするのは、会社が選んだ慈善団体の Martin House Hospice に任意で寄付をしていただけないかということだけです。
ラリーは言います。「私たちが望むのは、素晴らしい社員全員がデスクを離れて気持ちよく休憩を取り、同僚たちとおしゃべりをして、お菓子を一つ、あるいはヘルシーな果物を楽しむことなのです。」
「最高にハッピーな社員は、最高に優れた労働力になります。ですから、thebigword は、気分をリフレッシュして、最高の気分でデスクに戻ることができるハッピーな社員から恩恵を受けることになります。」
「ほかにも、スモーカーが喫煙をやめて、代わりに、スイーツやフルーツのカウンターで仲間に加わるかもしれないというおまけのメリットがあるのではないかという期待があります。」
thebigword は売上 4010 万ポンド、世界の上位 20 社に入る言語サービスプロバイダで、質の高い翻訳および通訳業務を提供しています。thebigword が世界に擁するリンギストは 10000 名を数え、そのネットワークは 77 カ国に及び、1200 近い言語の組み合わせで 200 以上の言語に翻訳することができます。本社を英国リーズに置き、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、デュッセルドルフ、ストックホルム、東京、北京など世界各地にオフィスを構えています。
thebigword は年間に 4 億語を翻訳し、月に 200 万分以上の電話通訳をこなしています。また、年間に手掛ける対面通訳は 70000 件以上で、世界中に擁するクライアントのネットワークは 2500 に及びます。

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